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2022/03/02
動画マニュアル
先日、東海カーボン(株)湘南工場様にお邪魔しました。鉄鋼、アルミニウム、自動車、機械、冶金、電子など幅広い産業分野へ向け、高品質の炭素・黒鉛製品をグローバルに製造・供給されている会社です。今回は、金属板を加工する作業を動画マニュアル化するため、撮影と編集のお手伝いをさせていただきました。
今回は、「作業内容の共有」を目的として動画マニュアルの作成を行いました。紙面でマニュアル化されていない作業でも、撮影しておき記録・確認用映像として残しておくことができます。また教育や引継ぎの場面で、紙面に比べて作業内容を分かりやすく伝えられる利点があります。
工場内の加工現場を見学し、作業の手順書に沿って撮影を進めていきます。今回は大きな機械を使用しての作業だったので、
の3点を意識し、撮影を行いました。
撮影を進めていくと、手順書には載っていないが実際に作業を進めるうえで必要になる工程や注意点などが出てきます。突発的に追加事項ができた場合でも、実際に作業を行っている横で同時に撮影をしていくので、作業をしている方に直接確認を取りながらマニュアルに入れ込んでいくことができます。また、現場で撮影することで個人単位で注意している点を動画としてマニュアル化できる利点があります。毎日作業をされている方が個人として持っている情報を作業者全員・また新入社員など知識の浅い作業員に共有することができるので、より充実した内容の動画マニュアルを作成することができます。
今回は普段30分ほどで完了するという作業内容でしたが、確認事項や使用する器具、毎回変更する機械の設定などが想像以上に多く、自分が1度見ただけでは理解して覚えることができないだろうなと感じました。
撮影した動画をマニュアル化するときには、口頭説明+実際の作業風景に加えて話している内容をテロップにして入れ込むことで、より分かりやすい動画マニュアルをつくることができます。文字情報で説明を行うことで、野外や騒音のある場所でも内容を間違えずに確認することができます。実際の手順を動画で視覚的に確認し、加えてテロップを読んで作業内容を補完することでより社員の皆さまの理解が深まり、自分で作業を行う時のイメージがしやすくなります。
手元での細かい作業や複雑な手順を行う作業に関しては、テロップで作業内容を書いておく・参考資料や画像を入れ込んで説明するなどの補足説明を行い、よりわかりやすく情報共有できることも、動画マニュアルを作成するメリットになります。
また、緊急時に鳴るブザーやランプの点滅など、文字情報では伝わりにくい聴覚・視覚情報も映像で確認することができる点が紙のマニュアルにはないメリットです。
業務を撮影しておくだけで技術の共有、教育のサポート、トラブル対策など幅広いシーンで役立てることができます。文字ベースのマニュアルを作る時間がない、作っても内容を理解されにくく、統一化されていないために間違いが起こりやすい、といったお悩みがある方は、一度動画マニュアルを活用してみるのも手ではないでしょうか。
動画マニュアルを作成してみたいとお考えの方は、弊社にお気軽にご相談ください。業務内容のヒアリングから撮影・編集までをワンストップで行い、”伝わる”動画マニュアルを作成いたします。また、ただ今動画の共有・管理・閲覧が簡単にできるシステム”ITオペレーション”の無料体験版を配布中です。動画マニュアル作成とあわせてご活用いただくことで、作成した動画マニュアルを効果的に使用することができます。ぜひ一度ご利用ください。
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